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受容器とは

受容器とは、刺激を受け取る細胞や器官のことをいいます。

器官とは、複数の細胞からなる一定の機能を持った組織のことを指します。つまり、受容器の中には、1つの細胞で、受容器となるものもあれば、多数の細胞が集まり、器官として受容器になるものがあるということです。英語では、受け取るという意味のレセプター(recepter)です。

受容器の役割

受容器は、刺激を感知するセンサーの役割をしています。受容器が感知した刺激は、神経を通って大脳に行き、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚などの感覚を生じさせたり、脳幹や脊髄にいって反射を生じさせたりします。また、感覚や反射とは、直接関係ない情報も受容器から神経を通じて脳へ送られています。

感覚 受容器⇒神経⇒中枢神経系(脳)
反射 受容器⇒神経⇒中枢神経系(脳・脊髄)⇒神経⇒効果器



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