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満腹中枢とは

満腹中枢は、視床下部の腹内側核にあり、摂食を抑制する役割を持ちます。別名は、摂食抑制中枢です。動物の満腹中枢を電極で刺激すると、動物は食べることを止めます。また、満腹中枢を破壊すると、副交感神経が亢進、交感神経が抑制されて、血糖値が下がります。つまり、満腹中枢は、血糖値が上がると、摂食を抑制する摂食抑制中枢として働き、血糖値が下がった時は、血糖値を安定値に上昇させる血糖調節中枢となるわけです。満腹になるときにだけ働くわけではなく、空腹時には、血糖調節中枢として働くという所が複雑です。対をなす空腹中枢は反対の作用を示します。

満腹中枢の電気刺激⇒摂食抑制 満腹中枢の破壊⇒血糖値低下

血糖値が上がると、満腹中枢のグルコース受容ニューロンが興奮し、満腹感を生み出し、満腹行動を起こします。また、胃の機械的な伸展刺激や消化管からの摂食抑制物質も関連し、内臓求心性神経や血液を介して満腹中枢に伝わります。ちなみに、グルコースとはブドウ糖のことで、血中グルコース濃度を血糖値といいます。通常、血糖値は、60~100mg/dlに維持されています。

満腹中枢(摂食抑制中枢)を興奮させるもの 血糖値の上昇 胃壁の伸展 消化管からの摂食抑制物質

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